Activity
introduction
活動紹介
2023.10.8
ベルギー大使館にご協力いただき食品事業者と交流
10月8日から15日の日程で、4年ぶりの海外視察となる「ドイツ・ベルギー視察」が実施されました。
大河原愛子代表をはじめドイツ視察は日本から9名、
ベルギーでは里帰りされたイザベル・ユペルツさんも合流して10名とにぎやかに過ごしました。
Inspection 1
ドイツ訪問の主目的は世界最大の食品展である「Anuga」(ケルン市）でした。団員は2日間にわたって会場を視察。それぞれ専門分野の企業、出展を熱心に視察したほか、JETROの出展コーナーを訪問して、日本の食品に対する注目度の高さを目の当たりにしました。和牛ばかりではなくラーメン、お好み焼ソース、カレー、和菓子、納豆に至るまで、輸出アイテムは多彩に広がっています。
会場全体で目立ったのは、サステナブルな食品産業の訴求です。代替肉、代替たんぱく（コオロギも）に関する商品を多数目にしました。冷凍食品は今回の展示会の目玉です。現地団体が『冷凍食品100年』（米国で急速凍結技術が確立して100年）を掲げてアピールするなど、冷凍食品展示ホールは、最も賑わっていました。
Inspection 2
陸路でベルギー・ブリュッセルに入ってからの4日間は、美しい街・ブリュージュで運河クルーズも楽しんだ初日を除いて、在日ベルギー大使館のご協力をいただいた食品関連視察のスケジュールをこなしました。
Inspection 3
フランダース地域の冷凍果実・野菜メーカーCrop’s社、フルーツコンポート、ドレッシング等びん詰製品を得意とするDIDDEN社の工場。産官学連携で新規事業を育成する機関「Smart Gastronomy Lab」見学。南部のワロン地域で活躍する食品業界女性経営者との交流会も設定いただくなど、各地を巡る充実した視察内容でした。
また、イザベルさんのご友人医師の自宅に訪問して、印象派絵画美術館のような個人コレクションを拝見し懇談するというスペシャルな体験もさせていただきました。
Inspection 4
最終日は、LAURENT GERBAUD CHOCOLATIERでのチョコレート講習。各自チョコレートを型に流し入れてトッピング。甘い香りが漂う中で、オーナー・ショコラティエのLAURENTさんからの“利きチョコ”指導により美味しいチョコでお腹もいっぱい。すっかりチョコレート通になった気分でした。
いろいろなトラブルに遭遇した旅でもありましたが、
「終わってみれば楽しい視察」「絆が深まった」とお互いに喜びを交わしました。
冷凍食品エフエフプレス 山本純子
